プライベートボックス賃貸型サービス重要事項

1.種類

弊社は、収納室を契約者に賃貸し、契約者は自らが所有する収納物を収納室に収納する契約です。契約者が収納物を動産占有する収納室の賃貸借契約です。

①ルームタイプ：施設内に設置したパーティションにより区割りした個室形状の収納室を、契約者が入退館キーとルームキーの操作で利用するサービス

②倉庫ボックス：倉庫内に保管するコンテナ形状の収納室を賃貸し、契約者は、利用時に弊社が定める事前予約を行うことで、収納室を利用できるサービス（予約日時や利用日時に制限があります。）

2.内容

契約者は、利用にあたり契約手続の完了が必要です。また収納物を自らの責任で管理する必要があります。収納物には弊社が定める制限があります。サービスは、契約者の収納物を弊社が預かり、保管する契約ではありません。弊社は収納物の管理や保管を保証しません。弊社は、収納室を収納物の保管場所として提供しますが、施設や収納室のセキュリティや環境を保証しません。
契約者は、収納前及び収納中も定期的に収納物の手入れをしないと、塵埃や湿気等により収納物に汚れやカビが発生します。カビや埃による汚れ、自然劣化は弊社免責事項です。収納物過多で風通しが悪い状態、完全に乾燥していない衣類（クリーニング直後など）、使用したままでの収納、カビやすい革製品や布製品（カーテン、衣類、布団、布ケース類）などは、特に注意が必要です。

3.概要

①契約手続により弊社審査があり、契約できない場合があります。

②契約は毎月1日を開始日とする月単位です。

③契約者が解約する場合、1ヶ月前の予告が必要で、当月の解約はできません。

④弊社都合等で施設が利用できなくなる場合、弊社は3ヶ月前の予告で解約できます。

⑤収納物に損害が発生した場合、災害やカビなど約款で弊社が保証できない場合を定め、また弊社に賠償責任がある場合も賠償額の算出方法や賠償額に制限があります。

⑥契約者が約款や利用マニュアルに反する行為や、弊社に通常業務外の対応が必要となる行為等を行った場合、弊社は、契約を解約したり、利用料以外の費用や手数料を請求する場合があります。

⑦緊急時や契約者と連絡が取れない場合、契約者の事前の許可なく弊社判断で収納室に立ち入り、所要の措置を実施する場合があります。

⑧利用料等の支払遅延、または約款に違反状態の場合、弊社は収納室内の検査、利用制限、契約解約、及び収納物を移動・換価・処分する場合等があります。

【安心・安全にご利用いただくために】
以下に違反した場合、契約解約や損害賠償請求の対象になる場合、または契約者に不利な状況になりますので、ご注意ください。

1.禁止収納物

収納物はお客様自身で収納・管理いただき、下記の収納を禁止します。

収納できないもの
■危険なもの 危険品、揮発性・発火性を有するもの（シンナー、塗料、燃料、可燃性ガス）など
■他人に迷惑をかける恐れがあるもの 食料・飲料・腐敗するもの、動植物など生き物、汚損物、臭気や香りを発するものなど
■違法な品物、法律等で所持・保有・保管の制限があるもの 刀剣類・拳銃、違法薬物・危険ドラッグ類、盗品など
■契約者以外が所有者の物品 施設や収納室の利用に関する権利と義務は全て契約者に帰属します
■貴重品・高価なもの 現金・有価証券、通帳・印鑑、宝飾品、高級衣料、芸術・骨董品、その他貴重品など
■収納物の合計財産価値が、収納上限額を超える収納物 収納上限額は、収納室の面積0.1帖当り1万円となります
■通常の住宅で保管できない重量物など収納室の構造に負荷がかかる収納物、過剰な収納 大型金庫、大量の書類・本など、壁などに立てかける収納物（ルームタイプ目安250kg/㎡、倉庫ボックス　600kg/1帖・1000kg/2帖）

2.禁止行為

下記の行為は禁止します。

禁止行為
■近隣、他の利用者や弊社の迷惑となる行為、公序良俗に反する行為 マナー違反・騒音、当社指示や館内掲示物に従わない、施設内外・近隣にゴミ等を捨てる、粗野もしくは乱暴な言動や威勢を示し相手方に不安を覚えさせる、偽計または威力を用いて弊社の業務を妨害し、または弊社の信用を毀損する行為
■収納室または施設を収納以外の目的で利用する行為 各種作業・タイヤ交換、寝泊り、長時間の館内滞留、演奏、集会・たむろ行為など
■定められた方法以外の収納 天井網や通気口にものを吊り下げる、天井網の上に荷物を置くなど
■定められた方法以外の施設・設備利用 玄関扉・非常扉・機器の不適当な操作、廊下・階段・敷地内など共用部分を長時間利用や作業、長時間の駐車・駐輪など、館内での飲食・喫煙、ペット同伴、動植物の飼育、火気使用